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切なさはモノローグ2008.12.16 Tuesday
<<各曲レビュー>> 1.終末のコンフィデンスソング ○ ちょっとカントリーっぽい味わいもあるロック。 詞は皮肉めいていたり、社会風刺的なところがあったりとフォーク的でもある。 周りに流されずに自分を信じて突き進んでいけ、というのがメインテーマだが、若干説教臭い感じがしないでもない。 シンプルなギターのイントロからサビへ向かって畳みかけるように高揚していく楽曲構成は、聴く者を掴んで離さないパワーがある。 完成度の高い力作。 2.HANABI ○ サビの部分、3度下のハモりと音声加工が浮遊感、非現実感を強調していていい感じ。 テレビで聴いた生演奏・生歌よりこっちの方が好き。 儚さ、寂しさが際立つ。 基本、「あ〜、こういう気持ちすごく分かる」的共感ソングだが、所々クサい。 3.エソラ ◎ う〜ん、やっぱりこのキラキラポップスはいい。 アレンジ、詞、メロディ、ボーカルと見事にマッチングした傑作。 音のシャワーを浴びているようで気持ちいい。 私の大好きなEs Durだ〜!! 4.声 △ 日記のような、問わず語りのような詞に淡々としたメロディー。 こういうタイプの楽曲嫌いじゃないはずなんだけど、全体的にちょっとずつ惜しい感じが。 サビの盛り上がりを抑えて、ボーカルをもう少しおとなしめにした方が好みかも。 5.少年 ★ ヤバい。よすぎる。すごく好き。初めて聴いたときからインパクトあったけど、2回、3回と聴いていくうちにもっともっと好きになる、ハマっていく。 重低音が全体を支配するミディアムテンポのロックナンバー。 「君」「僕」「僕の中の少年」と3つの視点が入るけど、その時々の心境で聴き手(私)の入りこむポジションが変わり、どこに入っても泣けてくる。 ボーカルは力強くて、詞が優し過ぎる。 心が疲れている時にこれをふと聴いたら大泣きしてしまいそう。 かなりの名曲。 6.旅立ちの唄 △ シンプルなメロディーラインのスローバラード。 タイトルと詞がちょっとありふれているかな・・・。 無難な曲。 最後のささやきヴォイスがちょっと苦手。 7.口がすべって × 日常の些細な出来事からスタートして社会問題、人間の内面、と色々なところにタッチして、その結果どうまとめたらいいのか分からなくなってしまったような印象を受ける詞。ラストにそれが顕著に表れている。 メロディーもリズムの刻み方なんかはそこそこ面白いけど、まとまりがいま一つ。ラストが冗長な気もするし。 終盤のストリングスの入り方はとても綺麗。 8.水上バス × スローテンポのラブソング。 楽器の入り方が控え目でボーカルが際立つのだが、恋人への思いを噛みしめるような歌詞とボーカルがどうにもこっ恥ずかしい。 自分が「ライトなミスチル好き」でコアなヲタではないためだろうか。 9.東京 △ 「エソラ」ほどではないが軽やかなポップス。 しかし「東京」というタイトルを裏切らない歌詞がちょっと残念。 テンプレート通り、は言い過ぎかもしれないが、ちょっとありがち過ぎる。 サビのメロは胸に切なく響く、かなり好き。 10.ロックンロール △ テンポ・リズム・アレンジは「終末〜」に近いかな。 詞は「夢と現実」の一貫したテーマで年齢的に、とか、才能的に、とか、自分の限界を感じている人にガンガン響きそうな曲。 共感しやすい。 最後の英語の一文が蛇足だな〜。 そこまではなかなかの完成度なのに。 ちょっと吹き出してしまった。 11.羊、吠える × アンニュイな作風に妥協、自己嫌悪な詞とボーカルが合っていて、まとまってはいるけどあまり耳心地がよくない。 部分的に「お、これは」と思うフレーズ(歌詞)もあるにはあるんだけど、全体的には凡庸かな。 12.風と星とメビウスの輪 × 中盤に入るオーケストレーション、大仰でやり過ぎだと思う。 そこだけが悪目立ちして曲の印象が残りにくい。 美しく壮大な心象風景を描きだしたいような感じのバラードだけど、見えてこない。 13.GIFT ◎ 語りかけるようなメロディーからサビへの盛り上がり、絶唱とも言える渾身のボーカルは流石。 優しさ、感動の押し売りに終始せず、色を使って人間の持つ苦悩を表現しているところがやはりいい。 14.花の匂い ◎ イントロなしの歌い出しから引きつけられ、悲しい歌詞でありながら、絵本のような、物語のような丁寧な描写に自然と目の前に光溢れる風景が広がってくる。 心が浄化されるよう。 サビの旋律が優しく美しい。 2番サビから入るマーチングバンド風の演奏も曲を静かに、感動的に盛り上げる。 かなりの完成度の高さ。 ★・・・大傑作。 ◎・・・傑作。 ○・・・秀作。 △・・・まあまあ。 ×・・・イマイチ。 ※まだ通しで10回も聴いていないので、今後評価が変わる可能性大。 <<アルバム全体の感想>> 「エソラ」でアルバムのPVを撮っていたこともあって、こういうアップテンポの明るいポップスがアルバムの基軸になるのかな〜、 と思っていたら意外とスロー〜ミディアム系のバラード寄りな曲が多くてその点はちょっと期待外れだったかな。 自分の場合、アルバムの良し悪しはほとんど1〜2曲目の流れと最終曲で決まる。 それらの配置が好みなら、パッとしない曲が間に2〜3曲入っても問題なくそのアルバムは自分の中で「いいアルバム」になる。 で、このアルバムは最終曲は文句なし。心地よい余韻に浸れる。 が、1曲目に「終末〜」というのがバランス的にどうかなと感じた。 自信作だからこそ1曲目に持ってきたんだろうけど、「旅立ち〜」から「風と〜」までちょっと薄味な曲が続くので、後半に入れた方がメリハリが出てよかったのではないかと思う。 じゃあ代わりに何を1曲目にすればいいの? って話になると「GIFT」ぐらいしか思い浮かばないけど・・・。 でも「終末〜」から「HANABI」への流れは悪くないし、「エソラ」「少年」「GIFT」「花の匂い」といった名曲がまとめて聴けるんだから「いいアルバム」なのかな。 パッケージも凄くカラフルでキラキラしていて楽しい気分にさせてくれるし、この辺もプラス要素。 とにかく今回「少年」という曲に出会えてよかった。 「Teen-age blue」とか「オフェリア」の路線に通ずるものがあると思うんだよね〜。(←ミスチルファンでこの2曲が分かる人がいたらちょっと凄い。) SUPERMARKET FANTASY [通常盤] Mr.Children JUGEMテーマ:音楽 コメント
ぉ久です^^ミスチル僕も大好きです!このァルバムの曲だとェソラが好きです☆★でも一番好きな曲は旅立ちの唄ですねぇ。ぁ、しるしも好きだなぁ〜まぁ、実際全部ぃぃんですけどね笑”
| Danceboy | 2008/12/19 8:56 PM |
○Danceboyさんへ
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。 エソラ、いいですよね! ちなみに「旅立ちの唄」はこのアルバムで初めて聴きました。 Danceboyさんとは世代が大きく違うためか、私は「Cross Road」〜「ニシエヒガシエ」あたりまでしかシングル曲知らないんですよね(^^; 「しるし」も聴いたことはあるのかもしれませんが・・・。
| 三日月(管理人) | 2008/12/19 9:30 PM |
僕は結構昔の曲も知ってるんですょねぇ。昨日コメントした時に書き込んだ曲の他にも『終わりなき旅』とか『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜』とかの90年代の曲もゎりと知ってるんですょねぇ。でも、最近の曲もィぃのがぃぱぃぁるんですょねぇ!『しるし』は特に素晴らしぃんですょねぇ〜☆★是非聞ぃてみてくださぃ!
| Danceboy | 2008/12/20 8:51 AM |
○Danceboyさんへ
こんばんは。 「しるし」が一押しなんですね。 後でtubeで聴いてみます。
| 三日月(管理人) | 2008/12/21 4:17 AM |
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ミスチルMr.Childrenの新曲「エソラ」の歌詞や試聴、PVの視聴はこちらから。意味は「絵空事」
| Mr.Children エソラ | 2008/12/25 7:08 PM |
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