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切なさはモノローグ2010.02.26 Friday
バンクーバーオリンピックフィギュアスケート女子フリーが本日終了、安藤選手のフリープログラム「クレオパトラ」は今シーズン1番の完成度、非常に洗練された演技で素晴らしかったです。
演技を観ながらこの舞台までの4年間が頭をよぎり、涙が出そうになりました。 1ファンに過ぎないのに、あれこれ要求ばかりしていた自分にも反省しています。 オリンピックという大舞台でこれだけいい演技を見せてくれたことに、ありがとうと言いたいです。 その感動とは別に、今大会の採点(に加えてこの4年間の採点システムの変遷)について色々思うところはあるけれど・・・、それは別途暇があれば。 今は純粋に安藤選手のクレオパトラワールドの感動に浸っていたいのです。 スポニチ記事: ミキティ完ぺき演技で5位「三度目の正直っていうのもいいかな」 女子シングルリザルト: http://www.isuresults.com/results/owg2010/CAT002RS.HTM 女子FSプロトコル: http://www.isuresults.com/results/owg2010/owg10_Ladies_FS_Scores.pdf 女子SPプロトコル: http://www.isuresults.com/results/owg2010/owg10_Ladies_SP_Scores.pdf JUGEMテーマ:フィギュアスケート 2010.02.25 Thursday
公式練習の様子から、安藤選手はフリーでは3Lz+3Loは跳ばずに3Lz+2Loで手堅くいくようです。
サンスポ記事: 【フィギュア】安全策で上位の崩れ待つ?安藤 私は、3Lz+2Loで行くことに賛成です。 理由は、東京ワールドで認定されたぐらいの3Lz+3Loを跳んだとしても、ダウングレードされると思うから。 今の安藤選手の立ち位置と採点傾向を考えると、メダルを狙うにはノーミスクリーンな演技が必須。 でも、「安全策」だからといってノーミスクリーンな演技が楽々出来る程簡単なものではないのは今シーズンの安藤選手の演技を観ていれば明白。 「最善策」が「安全策」と判断したのであれば、私はその「安全策」を応援します。 ちなみに、夕方フジで本田さんが安藤選手について解説してた際に後ろで曲かけ練習らしき映像(序盤だけ)が流れていたのですが、振り付けがかなり増えてフットワーク(つなぎ)も増えていたように思いました。 最初に3Lz+2Loを跳んで、しばらくしてからいつもSPでフリップを跳ぶ場所でサルコウを跳んでいましたが、ステップアウト。 むむむ・・・心配。 今は穏やかな気持ちで、振り付けを磨き直した「クレオパトラ」の完成形が観れるのを楽しみにしています。 JUGEMテーマ:フィギュアスケート 2010.02.24 Wednesday
フィギュアスケート女子シングルショートプログラムが終わり、安藤選手は64.76で4位でした。
サンスポ記事: 美姫、3回転+3回転も「残念」 全体的に回転の認定が甘め、点数も出やすい流れだったので、安藤選手の3Lz+3Loも認定されるかな、と期待しましたが残念ながらダウングレード。 ただ、これが綺麗な3Lz+2LoだったとしてもTESはせいぜい3点上積み出来る程度なので、ずっと3Lz+3Loを観たかった1ファンとしては挑戦してくれて嬉しかったです。 スローで見ると微妙だったフリップは認定されましたしね。 3位のロシェットまで約7点、1位のユナまで約14点差付いてしまいましたが、これで逆にフリーで伸び伸び演技してくれればいいな、と思います。 フリーは安藤選手2番滑走、その後にSP上位3選手が続くのがアレですが、メンタル的には滑りやすいかな? SP結果: http://www.isuresults.com/results/owg2010/SEG003.HTM SPプロトコル: http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/ladies-short-program_fsw010201aj.html ※点数の横の+マークをクリックすると表示されます。 FS滑走順: http://www.isuresults.com/results/owg2010/SEG004.HTM 安藤選手の得点(プロトコル) TSS 64.76 TES 34.80 3Lz+3Lo< 7.50 -1.20 6.30 3F 5.50 -0.60 4.90 SpSq4 3.40 +1.20 4.60 2A 3.50 +1.00 4.50 FSSp4 3.00 +0.40 3.40 LSp3 2.40 +0.30 2.70 SlSt3 3.30 +0.60 3.90 CCoSp4 3.50 +1.00 4.50 PCS 29.96 CH 7.50 TR 7.00 IN 7.65 PE 7.60 SS 7.70 JUGEMテーマ:フィギュアスケート 2010.02.23 Tuesday
日刊スポーツ記事:美姫、十字架入りの新衣装で最終調整ワインレッド系でショートでは久々にシンプルな衣装、「レクイエム」に赤系はどうかな?とも思いますが衣装だけならこれまでのより今回のが好きです。 (黒いひじきみたいなのがまとわりついてるのがちょっと苦手だった) 曲かけ練習ちらっと見ましたが、ジャンプは抜いていて、そこからフリップへ行くはずの右スリーがいつもより直前に感じました。ひょっとしたらサルコウにするのかも・・・? (フリップの調子が急に上がって短い助走でも跳べるようになったのだとしたら嬉しいですが。) 3Lz+3Loは情報が錯綜していて(というより、ない。)、どのぐらいの確率ではまってるのか分かりません。 出てくる映像だと、単発Lzは問題なさそう。 あと、降りている3Lz+3Loは見た目クリーン。 とにかく、最終グループには残れますように・・・!! JUGEMテーマ:フィギュアスケート 2010.02.22 Monday
サンスポ記事:
美姫、SP最終滑走「プラスに考える」 フリーの最終滑走は結構引いていた印象がありますが、ショートは久しぶり? (「サムソンとデリラ」のNHK杯以来かな?) 前の選手の出来や判定・点数の出方を知った上で滑れるので、モロゾフコーチにとってはウハウハな滑り位置なのかもしれませんが、本人は緊張するでしょうねえ・・・。 でも、安藤選手の言うとおり、最終滑走で悪い演技ってあまりしたことがないですよね。 NHK杯の「サムソンとデリラ」にしても3-2ではあるけれど手堅くまとめたし、フリーなら東京ワールド、「カルメン」全日本選手権とさらにパワーアップする印象。 フリーへ向けていいスタートが切れますように・・・。 女子シングルSP滑走順: http://www.isuresults.com/results/owg2010/SEG003.HTM タイムスケジュール: http://www.isuresults.com/results/owg2010/owg10_Ladies_SP_TimeSchedule.pdf 多分、17時間を足すと日本時間になります。 JUGEMテーマ:フィギュアスケート
2010.02.20 Saturday
バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート男子シングルが終了、高橋選手、銅メダルよかったですね!!
「道」のプログラムが初見から大好きで、このプログラムでメダル獲ったら絶対泣いてしまう!! と思っていた自分ですが、泣きませんでした。 それは、最終前Gの小塚選手の演技が素晴らし過ぎたから。 個人的には彼が金メダルです。 フリーのあのつまらない曲、何でよりによってオリンピックシーズンにこんな曲なの? 変えてくれないものか、と思い続けていたのですが、それをこれだけ魅せるプログラムに出来た小塚選手の力量はやはり凄い。 なんか、最初の振り付けの部分のあたりからこれまでの演技とガラッと雰囲気が変わっていたように思います。引き込まれました。 そして4回転も認定されて、大きなミスは3Aの転倒のみ。(回りきっての転倒なのでDGなし。) 過剰なジャッジアピールを省いたスケート技術だけで魅せる持ち味はベースとしてこれからも持ち続けて欲しいです。 PCSはもっと出るべき。 高橋選手の銅メダルは、後半苦戦していた3Loを前半に持ってきて、確率の悪い後半の3連は無理しない、という戦略も奏功したのではないかと思います。 織田選手はハプニングがかわいそうでしたね。 結果論ですがあのハプニングがなくてもちょっとメダルは厳しかったように思うので、トリノワールドで頑張ってくれれば、と思います。 ライサチェックの金・プルシェンコの銀は妥当かなと思います。 ライサチェックはノーミスでしたし、「あ、ここでGOE稼いでる」っていうのが分かる演技でしたしね。 プルシェンコの方はGOEでマイナスされそうなジャンプが目立ったのと、つなぎの薄さが素人目にも分かったので、4回転を成功させてノーミスでも2位は仕方ないかと。 改めて、最近のGOEとPCSに幅がありすぎるのはどうよ、と思う大会でした。 男子ショートプロトコル: http://www.vancouver2010.com/ns/pdf/FSM010201C77B.pdf 男子フリープロトコル: http://www.vancouver2010.com/ns/pdf/FSM010101C77B.pdf プロトコルを見ると、エッジの判定をかなり細かくやっているようです。 小塚選手のフリップに!が、高橋選手と織田選手のルッツに!が付いていますが、今までこんなに細かくチェックされることってありましたっけ? 女子にもこの採点傾向は続くのでしょうか・・・。 安藤選手には、日本男子勢のよかったところだけパワーに変えて、本番に臨んで欲しいです! あ、あと「空に向かって」買いました。 表紙開いて1枚目の写真を表紙にして欲しかった!! 写真もたくさんあって結構楽しめそうです。まだ本文は読んでません。 JUGEMテーマ:フィギュアスケート 2010.02.03 Wednesday
icenetwork.com
に安藤選手(と、モロゾフコーチ)のインタビューが掲載されています。 http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20100202&content_id=8009194&vkey=ice_news 先日の練習公開の際のインタビューのようですが、日本メディアのインタビューより充実している気がします。 オリンピックでのフリーのジャンプ構成は2種類用意していて、難しい方は 3Lz+3Lo 2A+3T 3F 3Lz* 3S* 3T* 2A+2Lo+2Lo* を予定しているとのこと。 状況次第では3Lz+3Loか3Fを抜くとも。 以下、目新しいところ、気になったところを適当に。かなり意訳、いい加減です。 (安藤選手) ・ファンに300枚カードを書き終わった。 ・オリンピックでメダルを期待されるのは嬉しい。 ・クレオパトラにスケーターとしての自分を重ね合わせて見ているところがある。 ・DG判定の厳しさにはフラストレーションが溜まった(例えば2008スケートアメリカ)が、今はDGされてもダブルジャンプに加点が付くようになったので、以前ほど気にならなくなった。 ・全日本のショートで、初めて曲を聴きながらスケートを滑ることができ、それまでの違和感がなくなりしっくりきた。これはとても大きな収穫だった。 (モロゾフコーチ) ・ミキはユナに勝てるよ。GPFのSPでは勝ってるしね。マオにも勝てるよ。ワールド3戦やって2勝してるしね。 ・全日本はそれ程必死に練習したわけではないのさ。 既にオリンピックの出場資格を持っていたからね。 それに靴を変えて履き慣らしている最中だったんだよ。 安藤選手の、全日本のショートで手ごたえがつかめた、という発言はうれしいですね。(個人的には前の編曲の方が好きだったのですが) モロゾフコーチの全日本4位に対するフォローは、安藤選手の代わりに言い訳してあげた、ってところでしょうか。 やっぱりユナ、浅田選手がツートップっていう認識なんでしょうかねえ。(まあ戦績、PB考慮するとそうなるんでしょうけど) JUGEMテーマ:フィギュアスケート |
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